雷放電に伴う高高度発光現象にはスプライト(Sprite)、エルブス(Elves)、ブルージェット(Blue jet)などがあります。
これらは瞬間的な発光現象であるため、その存在が確認されたのは1990年です。高光度発光現象は、高度40km〜90kmと非常に高い高度で発生しますが、極めて巨大な現象であるため、数100km離れた地点からも観測することができます。
関連リンク
[2006/9/27]
雷雲を伴う低気圧が関東から東北へ移動し、19時から21時に東京から北東の遠方スプライトが4イベント観測されました。画像は不鮮明です。残念ながら人工衛星の観測時刻は一致しません。
[2006/9/25]
宮崎の前田さんが、種子島東方のスプライトを6イベント記録されました。こちらに静止画を掲載して下さっています。
[2006/9/19]
東京は台風一過の快晴で低空まで抜群の透明度になり、ほぼ真南の太平洋上のエルブス単体が1lイベント観測されました。900km位遠方かと思います。
[2006/9/15]
[2006/9/10]
秋雨前線の移動に伴い、各地で雷雨、東京も夜半から激しい雷雨に襲われました。私の北カメラとITOさんが山形県付近のスプライト観測に成功しました。
こちらを参照して下さい。
以下はTokyo1_S2が捉えた北遠方のスプライト5イベントです。

[2006/9/9]
日本海に秋雨前線が停滞しています。新潟の上村さんと長野のmasuzawaさんがそれぞれ日本海のスプライトを観測されています。こちらに静止画を掲載していただけています。
masuzawaさんのが公開された動画は必見です。遠方で不鮮明なのが残念ですが、不思議な発光です。
今年は雷の当たり年のようです。8月から秋雨前線が日本周辺にしばしば出現し、各地で雷を伴う強い雨雲を発生させています。
身近な自然としては、東京ではサルスベリの開花が大幅に遅れ今が満開です。チャドクガも大量発生しました。夏が涼しかったことが原因しているような気がします。
[2006/9/8]
北茨城で発生したスプライトを東京世田谷の北東向きカメラTokyo1_S4が捉えました。同夜50発ほどの雷光が観測されいますが、スプライトはこの1イベントのみでした。
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[2006/9/2]
ITOさんが房総沖のスプライト+エルブスのような発光を観測されました。こちらに静止画/動画を掲載してくださっています。
今年は北の気団が相対的に強く、秋が早いように思います。春は梅雨明けが遅れ、真夏に北の気団に覆われることもありました。
そのせいか、連年に比べて気団の境目の前線に沿った雷あるいは上空に寒気が入った際の雷発生が多いと思います。
それに対して熱雷は特に関東では少なかったように思います。
Boltek + NexStormによる観測体制が日本でも少しずつ強化されています。また観測サイト増えました。
三角測量は日本で最初に始まったものですが、その後、オーストラリア、アメリカ、ヨーロッパと続き、ヨーロッパとアメリカでは物凄い勢いで観測サイトが増加しています。
アメリカでは既に100を越えるサイトがリアルタイムに情報を交換して地域別の詳細なマップを描くところまで達しています。
[2006/8/25]
東北大が気球による雷およびTLE観測を実施しました。 雷光、流星など多くの映像が得られた模様です。またエルブスらしきものも捉えたとのことです。
気球が放球可能な気象条件でありながら、雷雲もあるという素晴らしい状況を捉えられたようです。
終了直後にITOさんが、伊豆方面でのスプライトを観測されています。実に惜しいです。
全国の皆さんの観測結果が期待されます。
残念ながら私の所は曇りから雨で光学観測はトリガが掛かりませんでした。
以下は観測時刻範囲の電磁波観測結果です。

残暑の中、各地で雷が散発し、関西地方上空の小型スプライトが東京からの西カメラに捉えられました。

[2006/8/13,15]
宮崎の前田さんが、スプライトおよびスプライトかもしれない発光を捉えています。こちに静止画、動画を掲載してくださっています。
[バルーンキャンペーン2006]
東北大学の気球による2006年のスプライト観測が8/23日に予定されているそうです。詳しくはこちらでどうぞ
[2006/8/12]
真夏であるにもかかわらず、12日朝から夕刻にかけて列島上空に大寒気が侵入し、関西から東北まで寒気の縁に沿って広範囲に雷雲が発生しました。
SonotaCoネットワークの雷観測では、各観測点で半日で5万〜10万発の雷を観測し、三角測量サーバーが過負荷でダウンするという過去例のない事態となりました。
夕刻には雷雲が本州の南海上に抜けましたが、大気が不安定な状態が続きました。
千葉沖スプライトをITOさんが複数観測されました。大阪の上田さんもスプライトを記録されました。長野のmasuzawaさんも記録されました。
本州東岸のスプライトは人工衛星との同時観測チャンスでしたが、残念ながら衛星通過時刻には記録されませんでした。
皆さんの記録されたイベントの静止画がこちらにあります。
[2006/7/28-29]
山口のしゃあさんが、日本海のスプライトを観測されました。こちらに静止画を掲載して下さっています。
今年は太平洋高気圧が軟弱で、長期間梅雨前線が日本列島上空に停滞し、長野、北陸、山陰、九州などで記録的な豪雨となり大規模な水害が何度も発生しました。
その半面、内陸の熱雷はいまだ少なく、夏季の内陸TLEはいまだ殆ど観測されていません。各地曇り空が多くなかなか観測可能夜もありません。関東の梅雨明けは8月にずれ込むとの予想です。今年は去年に比べて観測サイトが数倍になっており、夏季スプライトの多点同時観測が期待されます。
[2006/7/15]
前線が一時的に北上していて、関東以西は夏の気団に覆われ各地で日中34〜38度。 日中から各地で激しい雷雨となり夜まで続きました。
観測条件がよくありませんでしたが、そんな中、ITOさんが茨城県北部と思われるスプライトをイベント記録されました。こちらに静止画を掲載して下さっています。
NHK 教育テレビ「サイエンスZERO」で雷特集があり、ITOさんが観測されたスプライト画像が紹介されました。こちらにスケジュールなどがあります。
東京は5月の21日から全く快晴夜がない中、もう梅雨末期の雷シーズンに入りました。
以下は東京の北北西、内陸のスプライトです。雲の中で本体は映っていませんが、大きめのものです。
この夜同様のイベントが3回記録されました。

[2006/7/1]
山口のしゃあさんが日本海のスプライトを観測されています。こちらに静止画を掲載してくださっています。
StormTrackerによる雷観測地点が増えてきました。間もなく東海地方にカミナリ7号も稼動するとのことです。
[2006/6/28]
宮崎の前田さんが種子島東方のスプライトを3イベントキャプチャされました。こちらに静止画を掲載してくださっています。
2006年は九州地方に長く強い雨雲が連続発生しています。
前線は本州上空に緯度線に並行に停滞しており、東京では雨量は少ないのですが、連続1ヶ月以上快晴夜がないという記録をつくりつつあります。
[2006/6/25]
宮崎の前田さんが宮崎北方の高仰角スプライトをキャプチャされました。こちらに静止画を掲載してくださっています。
梅雨末期の夏季スプライトシーズンに入ってきたようです。この時期日本では内陸の巨大イベントの観測可能性があり要注意です。
[2006/6/23]
長野県塩尻のmasuzawaさんが、23日未明、北方のスプライトを7イベントキャプチャされたとのことです。こちらに静止画を掲載してくださっています。
今年の5,6月は前線の断続的な停滞で、記録的な天候不良となっており、東京ではここ一ヶ月曇り又は雨の夜が続いています。
日中東京で31度の夏日、北陸地方の前線が南風を呼び込みました。日中から北陸地方には大きな雷雲ができ、スプライトが多数観測されました。
東京からの観測時刻は以下です。2つは埼玉のts007さんも同時に観測されています。こちらに静止画を掲載して下さっています。
以下、東京からのクリップの幾つかを掲載します。
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東京かの北西向きカメラ Tokyo1_S9 WAT100N+12mmF0.8 です。 |
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この夜は大変透明度が低く、月(画面中央左下)がかろうじて映る程度でした |
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このイベントのようにほぼ同時刻に広範囲で多発する淡いカーテンからキャロット状(夏型?)のスフライトでした。 |
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内陸で、東京からは高仰角に映りました |
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[2005/4/21]
20:29:54 に太平洋側でスプライトが1イベント記録されています。
[2005/4/11]
22:06:57 大阪の上田さんが、低気圧通過直後のスプライトを記録されています。こちらに静止画を掲載して下さっています。
[2006/4/2-3]
夕刻前線通過に伴い東京は雷雨になりました。その後天候は急速に回復し、21時から観測可能になったようです。
いち早く観測を開始された杉並のITOさんが、南方の幅が40km以上ある巨大スプライトをキャプチャされました。
こちらに静止画動画など掲載して下さっています。必見です。
私は22時から観測し、南東方向でスプライトを1イベントキャプチャしましたが、その後は結露のため観測不能になりました。
[2006/3/28-31]
春の低気圧の通過に伴って、列島の東、房総沖から茨城沖では殆ど必ずスプライトが発生するようです。
28-29 は ITOさんが6イベント 30-31は SonotaCoが8イベント ITOさんがなんと 27イベントも観測されました。RGB色分解カラー撮影にも成功されています。
[2006/3/19-22]
ITOさんが連日房総沖東方のスプライト観測に成功されています。 19-20 は9イベント、21-22は10イベントとのことです。
残念ながら人工衛星との同時観測はまだありません。
[2006/3/13-15]
低気圧が東に抜け、北から寒気が吹き込むパターンです。房総半島東方沖でスプライトが連日発生しています。
ITOさんが、カラー合成撮影に成功しています。こちらに見事な合成結果があります。私の分光カメラは感度不足でスペクトルは取れませんでした。
[2006/3/2-6]
低気圧が列島を西から東に抜け、一時的に冬型となりました。この間3/2-3には長野のmasuzawaさんが、塩尻から見て南西に2イベント、
3/3-4には杉並のITOさんが、房総沖で3イベント観測されました。
3/6朝には山口のしゃあさんが中国山地上空のものと思われる4イベント観測されました。こちらに静止画を掲載してくださっています。大物があったようです。
今年の冬は平成18年豪雪と名がついた、長く寒い冬でした。東京は2月中旬から曇天または雨の日が2週間以上続き、春の花は1月程度遅れています。
[2006/2/7-8]
低気圧が列島の東北に抜け、再度北陸に寒波を呼び込んでいます。東京から日本側の幅広い地域のスプライトが24イベント観測されました。
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北向きWAT100N+6mm (S6) |
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西向きWAT100N+6mm (S6) |
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北西向き WAT100N+12mm (S9) |
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(S9) |
[2006/2/4-5]
立春寒波が強烈で、寒すぎて大気はそれなりに安定してしまったようです。それでも北陸および関西方面で2イベント観測され、東京と長野から同時観測されました。こちらに静止画があります。
[2006/1/27-28]
東京の南東で21イベント観測されています。こちらに時刻があります。
[2006/1/25-26]
東北大学が飯舘観測所からの冬季観測を開始されました。さっそく、スプライトが観測され、私の所と同時観測が成功した模様です。こちらに詳細があります。
[2006/1/22-23]
杉並のITOさんが赤外カットフィルターを装備した3連RGBカメラでついにスプライトのカラー撮影に成功されました。 こちら に静止画を掲載して頂けました。
以前から3連カメラに挑戦されていたのですが、今回 3台ともにIDASの色分解フィルターと 赤外カットフィルターを併用することで、人間の見た目に近いカラー合成に成功されました。感度の低下をUFOCaptureV2の外部トリガ機能で補い全チャネルに同時にトリガを掛けるなど、工夫の賜物です。ぜひご覧下さい。
今回のスプライトは東京から東方、千葉から茨城沖の太平洋上のものです。東北大のFORMOSAT-2との同時観測が期待されている領域です。FORMOSAT-2は日本の東方を1日1回、22:19:30 〜 22:24:30 までの5分間観測しています(詳しくはこちらをどうぞ)。 この夜ITOさんは10イベントキャプチャされたのですが、その最も近いものは 22:13:46 と22:27:15 で、なんと3分から5分ずれていました。惜しいです。
[2006/1/14-15]
イスラエルのオープン大学のスプライト研究チームが、UFOCaptureV2を利用してイスラエル初のスプライトとエルブスの地上観測に成功したとの連絡が入りました。
WAT100N+12とWAT902H+25mmの2台で観測され、10数イベントキャプチャされたそうです。
[2006/1/10-11]
北陸地方でスプライトが発生しました。東京世田谷からは6イベント観測できました。明瞭なものを以下に掲載します。
塩尻のmasuzawaさんもイベントキャプチャに成功され、同時観測となっています。
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東京から北北西、12mmレンズでの観測です。 |
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同じく12mmレンズです。 |
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同じく12mmレンズです。
同夜、実は、こちらで話題にした雷光のフラッシュと思われる下部の円形発光のスペクトルを調べようと、スリット付き分光カメラを稼動させていたのですが、方向と明るさ不足で記録できませんでした。 |
[2006/1/9-10]
三重県のuyamaさんが、北陸のスプライト1イベントを観測されています。東京は曇りでした。
uyamaさんが北陸の高層気温とスプライトの発生との関係について調べられています。こちらでどうぞ。
[2006/1/2-3]
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2006年、年明け、TLEは活発です。
左は西向きカメラが捉えたイベントです。 この図中の方位は南原点西回りの角度になっています。 |
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北西向き12mmレンズが捉えたエルブスです。
この夜は北側ではスプライトはなく、エルブスのみ数個発生しました。 |