東京の夜空-2006年12月

このページでは UFOCapture を使って自動キャプチャした流星/雷など夜空の情報をご覧いただけます。観測地は東京都世田谷区です。

分析には UFOAnalyzer を使用しています。

他の観測結果、機材などは個人観測サイトのトップページからご覧下さい。UFOCaptureおよび関連プログラムはSonotaCo.comからどうぞ。


天候 透明度 雷光 S2 北 S4 北東 G6 南東 S6 南西 S8 西 S9 北西 詳細 メモ
流星 TLE 流星 TLE 流星 TLE 流星 TLE 流星 TLE 流星 TLE
1-2 快晴 50 26 16 22 1 19 0 19 0 29 11 21 14 冬型快晴、スプライト多発
2-3 晴>曇 ○>△ 5 27 0 27 2 14 0 19 0 37 0 31 0 Hydの-1等クラスが目立ちました。Gemの足音
3-4 快晴 0 39 0 25 0 15 0 19 0 31 0 21 0 Hydが活発です。
4-5 0 34 0 31 0 20 0 34 0 37 0 37 0 ほぼ快晴で寒い夜になりました。
5-6 10 - - 33 14 25 0 4- 0 37 0 32 0 東遠方でスプライト多発しました。
6-7 晴>曇 ○>△ 0 17 0 6 0 3 0 9 0 6 0 11 0 また新群が見つかったかも......
7-8 × 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 新群と思われた突発はなんと QUA早期出現
8-9 × 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 単なる新群発見以上の重要な発見です。
9-10 × - - - - - - - - - - - - - こちらを参照して下さい。
10-11 × 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 日中は快晴だったのですが......
11-12 晴>曇 ○>× 0 7 0 2 0 8 0 8 0 6 0 3 0 .......
12-13 × 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .......
13-14 薄曇 ×>△ 0 42 0 19 0 27 0 24 0 23 0 17 0 ふたご座流星群極大、今年は悪天候です
14-15 × - - - - - - - - - - - - - 今年はなかなか安定した冬型になりません
15-16 × 0 5 0 1 0 4 0 4 0 3 0 0 0 もうふたご群は殆ど終わってしまったようです。
16-17 × 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ふたご群のが殆ど観測できない新記録!!
17-18 晴,曇 ◎,△ 10 29 2 23 2 21 0 31 0 36 4 28 4 久々透明度のよい空で、Comやスプライト
18-19 × 0 3 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0
19-20 ×,△ 0 2 0 6 0 4 0 7 0 7 0 6 0
20-21 ×,△ 0 3 0 5 0 2 0 4 0 4 0 2 0
21-22 × 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
22-23 快晴 2 51 0 35 0 22 0 2 0 45 0 19 0 冬至、こぐま座流星群極大日、幸運でした
23-24 快晴 0 41 0 21 4 19 0 26 0 26 0 25 0 低空までよく晴れました。東遠方TLE5
24-25 × 0 1 0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 サンタクロースのキャプチャは出来ませんでした
25-26 × 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 大きな低気圧が南西から接近中です
26-27 嵐>晴 ×>◎ 100 4 0 4 0 5 0 4 0 5 0 2 0 大荒れの夜でした。今冬は本当に変です。
27-28 快晴 10 48 1 29 0 19 0 26 0 37 0 35 7 素晴らしい夜空になりました
28-29 快晴 ◎,△ 20 28 0 16 9 17 0 29 0 36 1 33 0 東と西でスプライト
29-30 快晴 20 37 2 10 2 25 0 14 0 31 0 29 0 北風が強烈でようやく冬本番TLEは遠方エルブス
30-31 0 18 0 12 0 14 0 15 0 28 0 14 0 少し透明度が落ちました。
31-1 10 29 0 12 0 16 0 20 0 16 0 20 0 しぶんぎ群が出始めました。

同時流星検出用 M.CSVはSonotaCo.JPへ掲載します。TLEとはスプライト/エルブスなどの高高度の短時間発光現象のことです。

[2006/12/31-2007/1/1]

明けましておめでとうございます。

左は新年のM_Qua しぶんぎ座流星と思われる準火球です。東京から見て南南西です。

年明けを待っていたかのように綺麗に流れました。

初詣で見た方もおられるかもしれません。

2006年は大きな発見や貴重な観測の相次ぐ大変な年でした。大きな変革期の実質的なスタートの年になったのかもしれません。

2007年に何が起こるのか予想はできませんが、観測網も測定ツールも着実に進化しています。

覚悟が必要かもしれません。

[2006/12/27-28]

昨夜から低気圧が発達しながら南西から北東へ太平洋岸を通過しました。テレビでは爆弾低気圧と言われていました。東京も昨夜は平年の月間雨量を上回る雨で一夜で降りましたが、低気圧通過後はまるで秋の台風一過のような天気になり、日中の気温は20度にまでなりました。

夜空も雨に現れ、東京としては何年に一度という素晴らしい透明度になりました。夜半過ぎからは北風になったようで、北陸での発雷とスプライトが数個観測されました。

左は北西向き12mmが捉えた散在火球です。

以下南向きS6が捉えた 準火球です。

同時観測結果を待ちたいですが、殆ど散在流星のようです。

最近は透明度の良い夜には新しい流星群が見つかることもあるので、ちょっと楽しみです。

東京でオリオン大星雲(三ツ星の下の子三ツ星)が6mmレンズで映るのは結構稀です。

[2006/12/22-23]

冬至の夜、こぐま座流星群 Ursの極大予報が出ていました。

この夜、全観測流星186個中 57個が単点観測でUrsに分類されました。左は北向きS2が捉えた12個のUrsの合成画像です。

近年の流星群出現予報技術の進歩は目を見張るものがあります。今回の予報は、あまりパッしないかも?というものでしたが、そのとおりだったかもしれません。

[2006/12/17-18]

東向きS4 が捉えた火球です。

SonotaCo Networkのデータからさぎたりうすさんが、またまた、12月のこじし群の明瞭な出現を確認されました。調べた所、この火球もその可能性が極めて高いことが判りました。

ようやく冬型になり、日本海はすじ状の雲でいっぱいです。

各地でスプライトが散発しました。

[2006/12/13-14]

例年、最もスリリングなふたご座流星群ですが、

2006年は天候に恵まれません。

この夜観測された150余の全流星のうち、90%は薄雲に負けない明るめのふたご座流星群でした。が火球レベルはあまりありません。

かろうじて、見栄えのするふたご座流星が1つだけ撮れました。

動画: M20061214_011251_TK1_S9.wmv

[2006/12/11-12]

12/5のりゅう座付近の突発は しぶんぎ座流星群(QUA)の早期出現である可能性が出てきました。

今回の突発流星の軌道とQUA、さらに IMOのS.Molau氏による Stream 73,78,83 の5つの軌道がよく似ていることにさぎたりうすさんが気がつかれました。

試みに、UFORadiatで開発した 輻射点の大円上等速移動モデルにこれらを当てはめた所、左図のようにほぼ心射図法の直線にのり、出現時期もほぼ正確であることが分りました。

これまでQUAは1月4日を極大とする数日間のごく短い期間の出現と思われていました。このため、その輻射点の移動方向が正確に求まっていなかっか可能性があります。

この時期のこの付近は従来 Northern Troidal Source として散在流星の出現頻度が高いことが知られていましたが、その一部はこのQUA早期出現だった可能性があり、かつ、1つの流星群が1ヶ月にわたり様々な出現をもたらしている可能性があります。

世界的な大発見かもしれません。詳しくはこちらを参照ください。

左は 12/11 に出現した M_Mon と思われる -4等爆発火球です。

例年この時期は東京は快晴に恵まれることが多いのですが、今年は天候不順です。

ふたご群の極大、早期QUA、どちらも大変興味深いですが、観測できないのがなんとも残念です。

[2006/12/06-07]

2006年秋は流星研究にとって1つのエポックになりつつあるようです。

大阪のさぎたりうすさんがご自身の観測を含めたSonotaCoNetworkの日々のデータから、次々と突発または新しい群と思われる流星群を発見されているのです。昨日も1つ気がつかれました。今期に見つかったものは以下です。

10月中旬 おおぐま座 UMA/tUm

11月下旬 オリオン座北部 nOr/S72

11月下旬 やまねこ座

12月上旬 りゅう座/Northern troidal source

詳しくはこちらをご覧下さい。

UMAについては論文執筆中ですが、他はまだ手付かずです。多くの流星観測者がSonotaCoNetworkにデータを掲載してくださるようになって、いよいよ同時観測網が本格的に機能し始めました。

本当に大変なことになってきました。これからどうなるのか、どうしたらよいのか、、、当分緊張の日々が続きそうです。

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左は 6日に流れた nOr と思われる流星です

[2006/12/1-2]

2006年もいよいよ師走、夜空が一年で最も賑やかか季節になりました。11/30により気圧配置が冬型となり、スプライトが多発する夜になりました。スプライトの様子についてはこちらをご覧下さい。

左は北向きS2が捉えた散在流星です。もちろん動画も記録されていますが、サーバー容量が心配なので掲載は控えます。

観測機材 レンズ カメラ キャプチャボード 備考
S2 CBC 6mmF0.8 WATEC WAT-100N ELSA ExVision 500TV PC7 Pentium4 2.53G
S4 CBC 6mmF0.8 WATEC WAT-100N ELSA ExVision 1500TV PC6 Pentium4 3.2GHT
S6 CBC 6mmF0.8 WATEC WAT-902H2Ultimate ELSA ExVision 1700TV PC9 CoreDuo 2.0G
S8 CBC 8mmF0.8 WATEC WAT-100N Keian JH-TV7133Pro PC5
S9 CBC 12mmF0.8 WATEC WAT-100N ELSA ExVision 1500TV PC6の2枚目
G6 CBC 6mmF0.8+ 500lpmGrating WATEC WAT-902H2Supreme Modified Keian JH-TV7135R
12/10 から 1700TVに変更
PC9の2枚目