東京の夜空-2006年1月

このページでは UFOCapture を使って自動キャプチャした流星/雷など夜空の情報をご覧いただけます。観測地は東京都世田谷区です。

分析には UFOAnalyzer を使用しています。

他の観測結果、機材などは個人観測サイトのトップページからご覧下さい。UFOCaptureおよび関連プログラムはSonotaCo.comからどうぞ。


天候 透明度 S2 北 S6 西 S9 北西 遊撃 詳細 メモ
6mmF0.8 6mmF0.8 12mmF0.8
流星 TLE 流星 TLE 流星 TLE 方向 流星 TLE
1-2 × 0 0 0 0 0 0 0 明けましておめでとうございます。新年初日は曇りでした。
2-3 多数 30 1 18 8 54 3 しぶんぎ群極大前日ですが、Quaはまだ数個ずつです。
3-4 晴>曇 ○>× 少数 71 0 29 0 67 0 しぶんぎ群極大日残念雲がでました。Quaは90個でした。
4-5 × 1 0 0 0 0 0 0 低気圧が八丈島沖にあり、曇りました。
5-6 晴,曇 0 13 0 7 0 24 0 大寒波、北日本で記録的豪雪、
6-7 ×>△ 少数 17 0 14 0 20 0 凄く寒い夜が続いています。各地で豪雪災害
7-8 快晴 ○>◎ 少数 39 0 26 0 69 0 明け方に透明度抜群になりました。
8-9 0 36 0 20 0 43 0 寒気が峠を越え、少し緩みました。月が明るくなってきました。
9-10 × 0 0 0 0 0 0 0 太平洋側を低気圧が通過しています。
10-11 薄曇 少数 10 2 6 0 20 4 8日ぶりにスプライト観測成功です。
11-12 薄曇 0 14 0 6 0 15 0 春霞のような状態になってきました。
12-13 × 0 1 0 1 0 4 0
13-14 曇>雨 × - - - - - - - 本州上空を低気圧が通過中。各地に雪崩注意報
14-15 嵐>晴 ×>◎ 多数 17 0 - - - - 夕方がら雷雨、2時ごろから快晴になりました。気温上昇
15-16 雨>晴 ×>△ 少数 5 0 0 0 1 0 朝は快晴、夕方から雨、明け方晴れと目まぐるしく変化しました。..... なんか天候の日記みたいになってきてしまいましたね。
16-17 × 1 0 0 - - - -
17-18 × 0 0 0 0 0 0 0
18-19 0 18 0 19 0 10 0 S6のキャプチャカードをカード型で試しています。
19-20 × 0 4 0 1 0 2 0
20-21 曇>雪 × 0 0 0 0 0 0 0 朝雪が5cm位積もっていて驚きました。
21-22 雪>晴 ×>◎ 0 16 0 - - - - 8年ぶり10cmの積雪、明け方は快晴になりました。
22-23 快晴 3 28 0 12 0 20 0 雪に空が洗われ、時々雲は出たものの抜群の透明度でした。
23-24 快晴 4 26 0 16 0 31 0 G6 E 16 0 東向き分光カメラW902HS2M+6mm+500lpmを再開しました。
24-25 ◎>○ 0 37 0 11 0 33 0 G6 E 16 0 今週末はUFOCapture利用報告会合。新たな1歩?
25-26 8 16 0 12 0 14 0 G6 SE 14 4 透明度落ちてきています。南東でスプライト4イベント、東北大と同時観測成功のようです。
26-27 0 13 0 14 0 18 0 G6 SE 15 0 透明度が日増しに落ちています。北で長経路低速火球
27-28 曇>晴 △>○ 2 20 0 15 0 12 0 G6 SE 12 21 南東でスプライト多発です。
28-29 0 18 0 15 0 24 0 G6 SE 13 0 S6,S9,G6は22時からの観測でした。
29-30 0 11 0 10 0 8 0 G6 SE 11 0 北で-2等が2つありました。透明度が相当落ちています。
30-31 × 0 0 0 1 0 2 0 G6 SE 1 0 低気圧が本州南岸を通過中です。
31-1 × - - - - - - - 大きな雨雲に覆われています

レポート作成日には流星数欄をクリックするとHTMLレポートがご覧いただけます。同時流星検出用 M.CSVはSonotaCo.JPへ掲載します。

カメラは、S2,S6,S9はWAT-100N, G6はWAT-902HS2改、S5はWAT-231Sです。 TLEとはスプライト/エルブスなどの高高度の短時間発光現象のことです。


[2006/1/28-29]

2006/1/28 UFOCapture利用報告会 という会合が大阪の上田さん、さぎたりうすさんらの呼びかけで、東京市谷で開催されました。全国各地からほぼ定員一杯18名の方々が集まられました。飛行機で飛んでこられた方も沢山いらっしゃいました。

午前10時から、夜6時過ぎまで、議論は尽きることなくとめどもなく続きました。その後も場所を移してまだまだ話は尽きません。

夜空の観測では多数の方の協力で、加速度的に情報量が増え精度も上がります。大勢の方の気持ちが集まって、さらに予想できない展開になりそうです。

歴史の1ページがまた開いたのかもしれません。

左は同夜に現れた-3等爆発火球です。

M20060129_060433_TK1_S6.wmv

さて、これは、何だかわかりません。

今までなら人工衛星のフラッシュと分類してしまいそうな現象ですが、やや気になります。

発光時間、移動速度、そしてやや縦に長い形

もしかすると見逃してはいけないものなのかもしれません。どう思われるでしょうか。

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翌日注意して観察したのですが、縦長なのは、レンズの汚れとピントの問題で像が歪んで映ったようです。

ということで、形があるわけではなさそうです。

こんなこともあるのですね。お騒がせしました。

[2006/1/26-27]

久々長経路火球がありました。

動画: M20060126_174748_TK1_S2.wmv

長野県塩尻のmasuzawaさんと同時観測となっており、軌道計算することができました。

低速流星なので、天頂引力(地球の重力で流星の軌道が変化して、より天頂に近い所から流れたように観測されること)の作用で、観測方向と真の輻射点の間におおきな差が出ています。

大変残念なことに、赤道座標上でみると2つの観測は一直線上です。これは流星経路2つの観測点が全て1つの平面上に乗ってしまう場合です。これは2次元では一直線上の観測に当たり、このような場合には軌道計算できないか、できても誤差が大きいものになります。

軌道計算結果による地上経路図です。

計算方法の改善によっては、地上経路が一致するように再計算する方法がありそうな気がしています。時間ができたら、式を考えてみたいと思っています。

軌道図です。なんと火星軌道と接触しているように見えます。今回の観測は誤差が多いので、あまりあてになりませんが、本来なら、火星と流星の過去の位置を計算していって、一致する時があるかないか調べてみたい所です。(まだプログラムは書いていないですが..)

横道面を真横から見た図です。この流星は間違いなく地球や火星の仲間ですね。

[2006/1/22-23]

左は西向きWAT-100N+6mmのS6です。ここ数日ノートパソコンにCardBus型のキャプチャカードを差して運用しています。ELSA社のEX-VISIONminiというカードです。

実際に運用してみると、USB2.0接続のキャプチャ機器よりCPU負荷が20%程少なく、快適です。さらにこのカードはデフォルト設定で左のようにちょうど流星が検出しやすい明るさのになります。低照度の明るさはキャプチャ機器のメーカによって個性があり、ELSA社は東京の夜空がとても綺麗に映る感度になります。

流星は暗いものですが、オリオン大星雲まで6mmレンズで映っていたので記念に掲載しておきます。

[2006/1/21-22]

東京としては8年ぶりの大雪?

世田谷では10cm程度の積雪になりました。

夜半には雲が晴れ、東京としては年に何度かという超快晴になりました。

暗い流星まで映りましたが、残念ながらさほど明るい流星はありませんでした。隣家の屋根の雪が珍しいので集合写真を載せておきます。

屋根の雪の3時間毎の変化です。東京では夜中でもどんどん融けていきます。

[2006/1/5-6]

M20060106_02512_TK1_S9.wmv

左は北西向き12mmS9が捉えたしぶんぎ群の-1等の流星です。

このクリップ、UFOCaptureV2でのキャプチャ時にロスレスコーデックHuffyuv2.1.1を使用しています。Huffyuvをインストールして、UFOCaptureV2のCodec欄で選ぶだけで使用できます。処理負荷はPentium4 3.2GHzで10%程度の増加でした。このコーデックだと非圧縮AVIに比べて動画ファイルの大きさを1/3程度にできます。Huffyuvをインストールしたマシンでは再生、再圧縮、UFOAnalyzerによる分析などができます。残念ながら、コーデックのインタフェースがやや古く、UFOCaptureからはプロパティ(圧縮率など)の設定はできません。

サードパーティのコーデックを使って動画を記録することは将来の互換性にやや不安があります。例えば次期OS用にそのコーデックが供給されないと溜め込んだクリップが再生できなくなってしまう可能性があるからです。この点さえ承知の上ならディスク容量削減には大変有効だと思います。

[2006/1/3-4]

M20060104_033528_TK1_S2.wmv

しぶんき座流星群極大日、今年は月がなく好条件でしたが、夜半頃から雲が出てやや地味な極大日になりました。

左は北向き6mmが捉えた同夜最も明るかったしぶんき群流星です。

こちらは西向き6mm
北西向き12mmが捉えたやや明度変化のあるしぶんぎ群です。
3台のカメラを合わせた集合トレイルマップです。

時刻はよく集中しているのですが、輻射点方向の集中はあまりよくありません。群によって色々で面白いですね。

[2006/1/2-3]

新年なので、常設カメラの視野FOVを掲載しておきます。

左は北向きカメラS2です。新潟から秋田県西部まで視野に入っています。

日本の流星研究の伝統?で方位は南原点西回りの角度です。

西向きカメラS6の視野です。紀伊半島上空から、関西上空、琵琶湖、中国地方上空まで視野に入っています。

このクリップは流星とスプライトが同時に発生したものです。

北西向き S9の視野です。このカメラだけレンズが12mmで、視野は他の1/4です。若狭湾から能登半島上空を狙っています。この方向は地上光が比較的少なく、低空までキャプチャできます。