東京の夜空-2005年10月

このページでは UFOCapture を使って自動キャプチャした流星/雷など夜空の情報をご覧いただけます。観測地は東京都世田谷区です。

分析には UFOAnalyzer を使用しています。

他の観測結果、機材などは個人観測サイトのトップページからご覧下さい。UFOCaptureおよび関連プログラムはSonotaCo.comからどうぞ。


天候 透明度 北 W100N+6mm 西 W100N+6mm W100N+3.8G 詳細 メモ
流星 発光 流星 発光 方向 流星
1-2 晴,曇 21 0 0 17 0 0 E 8 おうし群が活発になってきました。
2-3 晴>曇 ○>× 5 0 0 11 0 0 E 3 日中30度超の真夏日、夜半から曇りました。夜も熱帯夜。
3-4 曇>雨 × 0 0 0 0 1 0 E 0 秋雨前線が南下してきました。しばらく天気がわるそうです。
4-5 × - - - 今年の秋雨前線は立派です(^^)
5-6 × - - - 一晩中シトシト雨、気温が下がり、布団の中が気持ちいい朝になりました。
6-7 × - - - 南関東は当分曇りの予報です。
7-8 × - - - 列島を綺麗に前線が覆い、ジャコビニ流星群は雲の上......
8-9 × - - - ....
9-10 × - - - ........ 本格秋雨前線
10-11 × - - - ............富士山初冠雪、この1週間の日照時間は合計3時間とのこと
11-12 ×,△ 6 0 0 3 0 0 E 4 雲の切れ目が出来始めました。いよいよ秋晴れ突入か?
12-13 曇>晴 △>◎ 25 0 0 28 0 0 E 7 夜半から待望の秋晴れになりました。西でマイナス等級が4つありました。
13-14 薄曇 13 0 0 10 0 0 E 9 うろこ雲が頻発して視界が開けません。朝方はオリオン群が多いです。
14-15 × 1 0 0 0 0 0 - 前線と南方の台風で複雑な天気になっています。
15-16 × - - - 台風の尾のような前線が南西から北東に流れています。
16-17 曇>雨 × 1 3 0 0 0 0 E 0 雲の切れ間に長経路火球が......
17-18 × - - - 南西の台風から次々に雨雲が供給されています。
18-19 × 0 0 0 0 0 0 - 台風が伊豆諸島通過しました。
19-20 曇,晴 ×,○ 13 0 0 11 0 0 S 0 明け方快晴になりました。半分はオリオン群で-2等程度まででした。
20-21 × 4 0 0 0 5 0 E 2 日中快晴、オリオン群極大、しかし夜は曇りました。
21-22 × 2 0 0 1 0 0 E 2 日本海に低気圧があって、今度は北から雲が流れ込んでいます
22-23 曇>晴 ×>◎ 61 277 12 45 52 0 E 25 列島に寒気が流れ込み各地で雷雲、スプライト12イベント観測
23-24 快晴 134 0 0 119+ 0 0 E 62 待望の快晴、オリオン群火球、東は月で感度低下ながらおうし群火球も。
24-25 曇、晴 ○,△ 65 5 0 35 0 0 E 30 雲がでました。西は設定ミスで感度が下がりました。おうし群が目立ってきました。
25-26 7 0 0 4 0 0 E 6 怒涛のオリオン群も小休止です。
26-27 × - - - 今年のオリオン群観測は各地で大成功だったようです。HDD増設しなきゃ。
27-28 23 0 0 15 0 0 NW12mm 14 薄霧があったものの火球の夜でした。カメラの方角構成を変更しました。
28-29 曇>雨 △>× 5 0 0 6 0 0 NW 4 E 4 NWはS9 12mm、Eは G3 WAT902HS2改+3.8mm+500本/mmG実験です。
29-30 雨>曇 × 2 0 0 1 0 0 NW 0 雲の移動が遅く、晴れませんでした。
30-31 × 0 5 0 0 3 0 NW 0 フィリピン東に台風があり前線が繋がっています。
31-11/1 快晴 △>◎ 51 0 0 32 0 0 NW 63 S 12 北の気団に覆われ、快晴となりました。またまた火球多数

レポート作成日には流星数欄をクリックするとHTMLレポートがご覧いただけます。同時流星検出用 M.CSVはSonotaCo.JPへ掲載します。


[2005/10/31-11/1]

M20051101_042344_TK1_S2.wmv

うーん、またまた凄い夜でした。

とても一口には語りきれません。

後で、余裕ができたら、すこしづつ更新します。

M20051101_012852_TK1_S6.wmv

[2005/10/27-28]

M20051028_020527_TK1_S2.wmv

おうし群火球が活発です。

最大のものは 28日 02:05:27 のもので、-5等より明るいように思います。途中まで尾を引き、最後は光の球となってゆっくり落下しています。おうし群と思われます。

左は北向きカメラが捉えた一夜のマイナス等級の集合写真です。

本日より観測体制を一部変更しました。

左は北向き Tokyo1_S2

WAT-100N+CBC6mmF0.8 です。

このカメラはこの3年間殆ど固定しており、今回も変更ありません。

この火球は長岡のぷるさんと杉並のITOさんと同時観測となり、詳細が判りました。以下を参照して下さい。

http://sonotaco.jp/forum/viewtopic.php?t=641

高度23.2km以下まで侵入していました。

左は 西向き Tokyo1_S6

WAT-100N+CBC6mmF0.8です。

以前より若干南に振り、仰角を0度からとして、中部関西から中国四国地方の上空を視野に納めています。

左の火球は、愛知県の岡本さんと大阪府の藤原さんが同時観測されており、大阪の上田さんが軌道計算されています。こちらをご参照下さい。光度の詳細な分析がされています。

愛知県からは最大光度 -10.3等の巨大火球だったそうです。絶対等級で-9.9等、質量が1kg程度と見積もられています。

東京からの私のカメラでは-3等程度に見えます。中央上の輝点は大接近中の火星、-2.2等です。

左は新設した 北西向き Tokyo1_S9

WAT-100N+CBC12mmF0.8 です。

2つの6mmカメラの視野の隙間を 12mmレンズで北陸地方を狙います。冬季スプライトを期待して、仰角は最低にしてあります。このため透明度が悪く流星数はあまり伸びないかもしれません。しかし、透明度の良い夜ならほるか遠方、日本海上空の現象まで捉えることができる筈です。

[2005/10/24-25]

西向きカメラが捉えたおうし群と思われるマイナス等級です。

皆最後が爆発気味で綺麗です。

この夜このカメラはキャプチャボードのガンマ設定が1.0となっており感度が落ちました。

[2005/10/23-24]

M20051024_025110_TK1_S2.wmv

オリオン群火球です。

23日夜は年に何度もない快晴に恵まれました。オリオン群極大末期でしたが、3台のカメラで300個オーバーの流星が記録されました。

あまりの好天で、非常に暗く短い流星も多く、分析が難しいものが多いです。結果、誤差が大きいものが多くなりました。

しかし、冬型で関東が快晴に恵まれる時は北陸が雲に覆われることが多く、同時観測流星は減るかもしれません。なかなか難しいものです。思えば、昨年の今日は新潟地震でした。早いような長いような1年でした。

M20051023_214355_TK1_S2.wmv

まるで昆虫が流星を発射したような光景です。

流星の発光点が完全に昆虫と重なりました。

流星は、単独分析ではm_gCm 仮称γきりん群です。

その後、ts007さん、ITOさん、masuzawaさんと同時観測であることが分り、軌道計算の結果 おうし群と判明しました。

[2005/10/22-23]

M20051023_021326_TK1_S2.wmv

日本海の低気圧が北方の寒気を引き込み、各地で大気が不安定になり、雷雲が発生しました。

今期初の冬型スプライトが観測れさました。スプライトについてはこちらをご覧下さい

左は北向き6mmレンズ(S2)が捉えた 雷光の中のM_Ori 流星です。

M20051023_033835_TK1_S6.wmv

こちらは西向き6mmレンズ(S6)が捉えた M_Lmiです。

こちらはキャプチャボードがPC-MV1TV/PCIですが、このボードはガンマが起動時とデフォルトの設定で異なります。左は起動後無操作のガンマ1.0のものです。全体に明るく、コントラストが下がります。一度プロパティを開き、デフォルト設定するとより暗くコントラストが上がります。

M20051023_035602_TK1_S2.wmv

こちらは珍しいM_Oriの爆発火球です。遠方です。

[2005/10/21-22]

これだけ天候が悪いとどうにもなりません。

左は雲の合間に流れたオリオン座流星群です。

でも、極大期に3台のカメラで合計5個しか撮れませんでした。

今年の初夏は南の高気圧が弱くて中々前線が北に上がらずやきもきしましたが、秋には北の高気圧が弱くてなかなか冬の気団になりません。もう10月も下旬に突入です。

今年はスズメ蜂の被害が多いそうです。ウチの庭にも何年か前に巣を作ろうとしました。物凄い迫力でした。玄関のすぐ近くだったので、ご遠慮願ったんですが、東京でも油断できません。

あと、玄関脇に野草のホトトギスがあるのですが、毎年この時期よく咲いています。このホトトギスには蝶々のルリタテハの幼虫が住んでいることがおおく、葉っぱはいつも半分位食べられています。成虫と対照的にこの幼虫は物凄い姿です。

[2005/10/20-21]

関東南部は今年は天候に恵まれません。

オリオン群極大期なのですが、晴れ間が覗いたのが明け方5時からのわずか15分でした。

でもその間に-3等レベルの火球が2つありました。いずれもオリオン群です。

SonotaCo Networkには 一晩で百個近い観測結果が複数上がっています。なんとも羨ましい限りです。

尚、この夜、杉並のITOさんが房総沖南東海上でスプライトを2イベントキャプチャされました。
私の19日と20日のトレイルマップです。

かろうじてオリオン群の収束が確認できます。

カメラが増えたので、色々な方向のトレイルが得られ、精度よく交点が求められます。

[2005/10/16-17]

M20051017_015208_TK1_S2.wmv

晴れるか? と思い、カメラを3台出していたのですが、午前2時頃から雨になってしまいました。 この時期カメラのレインコートと防水フィルターが欠かせません。

散々な天気でしたがが、北向きカメラにはなんと1つだけ雲の合間に長経路低速火球が撮れていました。

おうし群の雰囲気濃厚なのですが、単独観測では散在判定です。

長岡のぷるさんが同時観測に成功されており、軌道計算することができました。交差角、経路長ともに十分で精度よく計算できたようです。

観測速度は14.4km/sと極めて低速で、消滅高度も41.1kmとかなり低空になっています。もう少しで隕石落下でした。

綺麗に求まっています。

低速なので、天頂引力による輻射点移動が顕著です。

軌道傾斜角が5.5度いうほぼ横道面上の軌道です。

火星から金星のすこし先までの軌道で、大変興味深いです。

[2005/10/12-13]

待ちに待った秋晴れの季節になりました。深夜よりようやく快晴になり、夜半過ぎからで北で25個、西で28個観測と例年並の観測数になりました。東の3.8mmレンズは方向が悪く、強烈な地上光が入ってしまい感度が落ちてしまい、7個と淋しい結果でした。

オリオン群、おうし群など活発なようです。

左は西向きWAT-100N+6mmが捉えた4つのマイナス等級の集合写真です。西北西低空の035223のものは おうし群で中部地方では大きな火球に見えたのではと思います。

尚、この西向きカメラは キャプチャカードが Buffalo PC-MV1TV/PCIという初めてのものです。安価ですが十分な性能のように思いました一番長い流星の動画を以下に載せます

M20051013_033907_TK1_S6.wmv

M20051013_035223_TK1_S6.wmv

西北西低空火球の発生位置をSpriteAnalyzerで推定してみました。発光高度を100km,消滅高度を80kmと仮定するとなんと左図のように、島根から鳥取沖の日本海となり、距離にして700〜800km遠方ということのようです。

大気差を考慮しない仰角は4.9度から1.9度です。こんなに低空の火球が撮れることがあるんですね。驚きです。視線方向途中に雲がなく、東京から島根沖まで見渡せるなんて本当に幸運でした。

この仰角だと大気差(大気の屈折で低空の対象が浮き上がって見える現象)を考慮しないと誤差が大きくなります。UFOAnalyzerに大気差補正を導入しないといけないと思いました。

残念ながら、山口のしゃあさんの所は当時曇りだったそうで、長遠距離の同時観測は成立しませんでした。

[2005/10/1-2]

m20051001_040256_414.wmv

今年はおうし群が活発になるという予報が出ているそうです。

10月の最初に、綺麗な長経路流星がありました。単独判定では おうし群 となっています。

尚、この夜、山口と埼玉でスプライトが観測されたそうです。

残念ながら、東京からは、低空に雲が多く観測できませんでしたが、油断できませんね。

10/1-2 に単独でおうし群 (M_sTa, M_nTa, M_Tau)と判定された流星を集めてトレイルマップを描いてみました。

図の交点は南群でしょうか。まだ随分と低い位置です。今後どう変換するか楽しみです。