東京の夜空-2004年8月

このページでは UFOCapture を使って自動キャプチャした流星/雷など夜空の情報をご覧いただけます。観測地は東京都世田谷区です。

統計にはUFOAnalyzer V0.xxを使用しています。使用している観測機材はこちら、その他のキャプチャサンプルはこちら


天候 透明度 WAT100N+6mm WAT-100N +2.6mm 詳細 メモ
方角 流星 発光 方角 流星 発光
1-2 NW 46 0 0 Z 18 0 0 天頂向き2.6mm運用開始
2-3 NW 42 0 0 Z 26 0 0
3-4 NW 59 0 0 Z 26 0 0 ペルセウス座流星群が増えてきました
4-5 × NW 28 0 0 - 雨の予報があったので、2.6mm側は観測しませんでした。
5-6 × NW 8 0 0 Z 3 0 0 0時台だけ晴れ間が多く、M_Perの爆発火球がありました。
6-7 × NW 0 多数 0 NW 0 多数 0 雷雲が近く、曇りました。
7-8 × NW 0 少数 0 SE 0 少数 0 日中は記録的発雷数でした。450/minを越えました。
8-9 NW 32 1 0 W 25 0 0 日中快晴でしたが、夜は薄曇り。M_Perマイナス等級多数
9-10 NW 10 多数 0 Z 17 多数 0 夕方から22時まで各地で雷。中途半端な夜でした。
10-11 NW 10 少数 0 Z 5 少数 0 雲が多かったですが、1時〜3時に明るい流星が少しだけ撮れました。
11-12 NW 46 0 0 Z 41 0 0 ペルセウス座極大突入、条件が悪いにも関わらず M_Per 計74個。
12-13 薄曇 NW 57 0 0 Z 47 0 0 Link 極大日、残念ながら薄曇りでした。M_Per 計87個
13-14 NW 46 0 0 Z 34 0 0 Link 透明度が今ひとつでした。M_Per 計52個
14-15 曇>雨 × NW 0 0 0 -
15-16 NW 35 0 0 Z 4 0 0 まだM_Perが残るものの、明るい流星は激減しました。
16-17 × NW 3 0 0 Z 4 0 0
17-18 × - - 伊豆箱根方面で夕刻から雷 〜50/min
18-19 NW 17 0 0 Z 2 0 0 Link 日中35度の快晴でしたが、夜は雲が増えました。福島で雷雲
19-20 NW 27 0 0 Z 19 0 0 Link 日本海の台風による強風、透明度抜群、小さい雲が高速移動しました。
20-21 × NW 1 0 0 Z 1 0 0 日中35度の快晴、夜ベタ曇り。恒星が見えずレポート出せません。
21-22 薄曇 NW 8 0 0 Z 6 1 0 午前2時ごろからようやく薄曇り。南方海上には多数の雷雲
22-23 × - - 秋雨前線 停滞開始?
23-24 × - - 石垣島に台風。前線停滞。紀伊半島沖などに雷雲。
24-25 × NW 0 0 0 S 0 少数 0 太平洋各所に雷雲頻発
25-26 × NW 3 0 0 S 0 0 0
26-27 × NW 0 0 0 - 南大東島付近に台風、本州に前線が停滞、とうにもなりません。
27-28 × NW 0 0 0 -
28-29 × - -
39-30 × - -
30-31 × - - 台風16号が列島縦断。各地で風と高潮の被害。
31-1 快晴 NW 22 0 0 Z 11 0 0 時折雲が通過。満月

レポート作成日には方角欄をクリックすると詳細情報がご覧いただけます。 「発光」はスプライト/エルブスなどの高高度発光現象記録数です。


[2004/8/31-9/1]

M_aCg

UFOAnalyzerにて記録されたクリップの全フレームの各画素輝度最大値を静止画にする機能の実験です。やってみたら北斗七星も見えるし、意外に良好なようです。

M_aCg
M_Eri

[2004/8/20-21]

M20040822_020552.wmv

天頂向き2.6mmが捉えた M_niA 火球です。

2.6mmでこのように長く明るい流星は久しぶりです。

流星の左は昆虫、下は街灯ゴーストです。

[2004/8/19-20]

[2004/8/18-19]

[2004/8/13-14]

[2004/8/12-13]

[2004/8/11-12]

M20040812_012125.wmv

北向き6mmカメラが捉えたM_Perです。

-2.5等程度かと思います。

北向き6mmのこの夜の全流星トレイルマップです。

輻射点はブロードですが、

RA 47° DEC 57°付近に見えます

M20040812_031654.wmv

天頂向き2.6mmで捉えた昨夜最大のM_Per火球です。-5等クラスだと思います。

画面上が北、下が南、右が西ですから東京の空を天頂から南西に向けて流れたようです。

この流星、日本各地の電波観測に大きな跡を残しているようです。

小さい白点はノイズによる誤検出点で、恒星ではありません。折角の極大でしたが、このように、大変透明度の低い夜でした。

天頂向きカメラ全流星によるトレイルマップです。

要するに、ペルセウス座流星群のマイナス等級が殆どだったということです。そう考えるとスゴイです。

極大時刻は予報より数時間早かったのではという気もします。

[2004/8/10-11]

M20040811_011307_S4.wmv

この火球は6mm,2.6mm,そして6mmカラーの3台のカメラで捉えられました。中で、構図が良い6mmカラーの静止画動画を掲載します。

WAT231S+6mmF0.8によるものです。色は若干赤いコマもありますが、殆ど見えません。

雲が多く、バックにも薄雲が広がっており、どのカメラも明るい流星しか捉えられませんでした。でもマイナス等級のM_Perが6mmで2個、2.6mmで5個もキャプチャできました。さすが極大直前です。

明日の天気が心配です。

[2004/8/8-9]

M20040809_001843_S2.wmv

北向き6mmでの映像です。

このカメラでは17個のM_Perを捉えました。

あ、アレ? クレーンが元の長さに!!!

もしかすると、解体と思ったのは単に傾いていただけ?

......ざ、残念(^^;;)

M20040809_010708_S5.wmv

西向き2.6mmでのキャプチャです。

2.6mmでこれだけの大きさに映るのですから準火球レベルの見事な流星だったろうと思います。

M20040809_042002_S4.wmv

今日は3つのカメラでM_Per準火球が揃い踏みです。

左は北西向きカラーカメラ WAT-231S*6mmF0.8が捉えた薄明かりの中の準火球です。この流星は北向き6mmでもキャプチャできているのですが、薄明かりが綺麗なので、カラーの映像を掲載します。

しだいにM_Perの輻射点が移動して、より集まってきました。

左図、集まっているのは

RA 45° DEC 54° 付近です。

5日前には RA 37° DEC 56°付近だったのが、見事に過去の記録どうりの移動をしています。

[2004/8/5-6]

M20040806_002130.wmv

北向き6mmカメラで捉えたM_Per火球です。

束の間の雲の切れ目に出ました。

そうそう、クレーンが短くなってきています。先頭から解体してゆくんですね(^^)/。でも東京らしい背景だと意外にも好評だったんです。こだけ付き合うとちょっと惜しい気がしてきました(^^;;)。

[2004/8/3-4]

6mmカメラで捉えた昨夜の全流星のトレイルマップです。

ペルセウス座流星群の輻射点が顕著になってきました。

今日は RA 37° DEC 56°付近です。

M20040804_023848.wmv

天頂やや北向き2.6mmが捉えた M_Perの流星です。

coronaさんが同時観測されたとのことで掲載します。

軌道計算していただけました。結果はこちらです。

ペルセウス座流星群の可能性があるとのことですが、速度がやや遅いとのことでした。

左図はUFOCaptureExが自動生成するComposit静止画(xxC.bmp)です。マスク位置に恒星の長時間平均画像が入っています。マスク位置以外は消去され、流星部分との明るさの比率は設定によります。

縦の一列は南側の月のゴーストです。中央下部にカシオペア座が見えています。

[2004/8/2-3]

M20040803_013609_S2.wmv

北向き6mmF0.8で捉えた同夜最も目立った流星です。

UFOAnalyzerによればM_nPhと出ました。

埼玉のcoronaさんと同時観測で、「流星の世界」のページにて軌道計算していただけました。計算結果はこちらです。

ぐじら座に輻射点がある群らしいのですが、まだ過去の例が少なく詳細は不明です。将来の観測を期待しましょう。

M20040803_013609_S5.wmv

天頂やや北向きの2.6mmF1.0で捉えた同じ流星です。

左図の位置確認用のマップ画像で、中央縦にある輝点列は月によるゴーストです。ほぼ満月の夜にしてはまずまず恒星が検出できています。

下部左から、お隣のTVアンテナ、ウチのTVアンテナ、雷探知機アンテナと並んでいます。雷アンテナは日中の熱対策で白く塗ったのですが、夜目立ってしまいました(^^;)

2.6mmは6mmの 約4倍の視野があります。流星の映りは1/4になってこの程度ではなかなか見栄えがしません。

このレンズで大きく映るような流星がキャプチャできる日が来るでしょうか?

左図は両カメラの映像の分析結果を重ねたトレイルマップです。この流星に関してはズバリ重なっています。進入方位の誤差は0.1度もありません。

流れる位置や長さによりますが、2.6mmでも軌道計算に役立つデータを得ることができそうです。

M20040803_011156.wmv

coronaさんと同時観測になったM_sdAです。

6mmレンズのものです。

軌道計算して頂けました。結果はこちらです。

みずがめ座南群とのことでした。

[2004/8/1-2]

M20040802_005001.wmv

WAT-100N+CBC2.6mmF1.0による昨夜最も明るかった流星です。M_Perと思われます。光度はまだ経験が浅いためよく分かりませんが、-3等位ではないかと思います。

流星の上にある恒星はベガ0.0等です。その左にはくちょう座のデネブ1.3等も見えています。中央下部に縦に一列にある輝点は月のゴーストです。

この夜、満月がありながら、このカメラで18個の流星が捉えられました。殆どがベガより明るい...つまりマイナス等級だったと思うのですが、こんなに流れているものなのでしょうか。広い視野の威力としかいいようがありません。

月がない日が楽しみです。

上記流星キャプチャ時のマップ画像に、3等以上の恒星と方位仰角線を重畳したものです。角度線は10度毎です。緑十字はレンズの収差中心です。

下が南で仰角40度、上が北の仰角45度

右が東の仰角23度、左が西の仰角35度付近です。

恒星はほぼ3等まで検出されており、魚眼レンズでは不可能だったUFOAnalyzerによる収差補正、RA/DEC算出が可能です。

M20040802_032949_S5.wmv

同夜、同レンズでの検出限界に近い暗い流星です。

画面上部に上向きに流れています。

この流星、北向き6mmレンズで同時キャプチャできていました。当たり前ですが、映りには大きな差があります。画角だけでなく、F値も違うので致し方ありません。

この映り、いかが思われますでしょうか。

M20040802_032949_S2.wmv

上記流星を WAT-100N+CBC6mmF0.8で捉えた映像です。

2つ映像の分析結果の比較もしたのですが、2.6mm側が極短経路だったため、誤差がやや大きいです。今後新レンズの収差補正を詰めて、また比較したいと思います。

初日の所感としては、この広大な視野でこの程度の流星までキャプチャできることから、火球監視用としては十分過ぎる性能だと思いました。魚眼に比べれば圧倒的に鮮明に流星を捕らえることができます。目的次第ですが、もし、1台のカメラで火球パトロールをしようというならば、このレンズもかなり有力な候補なのではと思いました。