東京の夜空-2004年6月

このページでは UFOCapture を使って自動キャプチャした流星/雷など夜空の情報をご覧いただけます。観測地は東京都世田谷区です。

統計にはUFOAnalyzer V0.xxを使用しています。使用している観測機材はこちら、その他のキャプチャサンプルはこちら


天候 透明度 WAT100N+6mm WAT-100N+3.8mm 詳細 メモ
方角 流星 発光 方角 流星 発光
1-2 晴/曇 ○/△ NW 5 0 0 SE 2 0 0 日中梅雨前線が南へ通過。夜は晴れ時々曇りでした。
2-3 × NW 0 0 0 - 梅雨前線が停滞し始めました。
3-4 NW 18 0 0 E 8 0 0 前線は南下し、よく晴れました。
4-5 快晴 NW 21 0 0 Z* 12 0 0 驚くような快晴。久々火球クラスもありました。
5-6 晴-曇 ◎-× NW 12 0 0 Z-S 2 2 0 快晴のち曇り、朝は雨になりました。3.8mmは途中方位を変えました。
6-7 × - - 梅雨入りしました。
7-8 × - -
8-9 × - -
9-10 × - - 梅雨らしい梅雨です(^^;)
10-11 × - -
11-12 × - -
12-13 × - - 西向きカラーカメラが山梨県大月周辺の雷光を3回検出しました。
13-14 快晴 NW 9 0 0 S 7 0 0 梅雨の中休み、北側の気団でよく晴れました。
14-15 快晴 NW 11 0 0 Full 3 0 0 2台目のカメラは魚眼実験をしていました。
15-16 NW 8 0 0 Full 2 0 0 2台目のカメラは魚眼実験をしています。
16-17 晴-曇 ○-× NW 4 0 0 S 0 0 0
17-18 △/× NW 2 0 0 S* 2 0 0
18-19 薄曇 NW 10 0 0 Z 7 0 0 曇りがちで透明度が低かったです。
19-20 薄曇 × NW 2 0 0 Z 4 0 0 薄雲を通して火球が捉えられました。
20-21 × NW 0 0 0 S 1 0 0 台風6号が四国に接近、強風でした。
21-22 曇-晴 △-◎ NW 4 0 0 - 明方に台風一過の快晴になりました。3.8mmは強風のため欠測です。
22-23 ○-△ NW 5 0 0 S 4 0 0 日中台風一過の快晴33度、しかし夜は雲が出ました。
23-24 曇-晴 ×-○ NW 9 0 0 S 9 0 0 ポン・ウインネッケ群突発予報日、曇でしたが夜半から晴れました。
24-25 × - -
25-26 × - -
26-27 × - -
27-28 × - - 梅雨空が続いています。透明な空が待ち遠しいです。
28-29 晴/曇 △/× NW 3 多数 0 - 北関東に雷雲(8000発/夜)、3.8mmはγテスト,ITOさんがスプライト観測
29-30 晴-雨 ◎-× NW 7 1122 3 N-S 0 691 1 北関東全体に雷雲、伊豆にも雷雲。スプライト、巨大火球.記録成功
30-1 薄曇 NW 4 0 0 W 4 0 0 日中快晴でしたが、夜薄曇り。m_Pscが3つ?

レポート作成日には方角欄をクリックすると詳細情報がご覧いただけます。 「発光」はスプライト/エルブスなどの高高度発光現象記録数です。

* : 6/4-5, 6/17-18 の3.8mmカメラのレポートにはバグによる計算誤りが含まれていたいため、は6/19に再計算しました。


[2004/6/30-7/1]

M20040630_220503.wmv

西向き3.8mmカメラが捉えた-2等級の流星です。UFOAnalyzerではM_tOpと出ました。

この流星と前後して-5等クラスの火球が杉並のITOさんが目撃、キャプチャされています。

この他、北西向き6mmが捉えた0:00:38の-3等は仰角が低く、遠方のものでした。そちらは昨日の大火球と同じM_rSaと出ました。

この夜の2つのカメラで捉えた流星をすべてトレイルマップに描いてみました。

m_Pscはしゃあさんが掲示版に報告してくださった RA=12.5 DEC=20.5 を臨時に輻射点リストに加えたものです。 この夜m_Pscは3.8mm側で2つ(ほぼ同速度)と6mm側で1つ(やや遅い)が検出されました。6mmのものは経路も短くよくわかりませんが3.8mmのものは-1等クラスでした。

3.8mm側の2流星の交点はRA=10,DEC=27付近に見えます。

もう少し数が集まって欲しい所です。

[2004/6/29-30]

M20040629_194916.wmv

日没直後、北西向き6mmカメラが捉えた火球です。UFOAnalyzerでは散在と出ました。

尚、本日からの臨時に以下の輻射点をUFOARadiant.txtに加えて分析しています。しかしながら、この夜はこの輻射点に関係する流星は検出できませんでした。

m_Psc RA=12.5 DEC=20.5 Pisces 2004

M20040629_224148.wmv

北西向き6mmカメラが捉えた-5等の巨大火球です。左の静止画は動画の1フレームです。尾を引いています。

この夜、分当たり最高130発程の雷があり、この火球の直前にも雷光が検出され、そのためこの火球の前半が切れてしまいました。

UFOAnalyzerではM_rSa(Rho-Sagittariids)と分類されました。果たしてどうでしょうか。

この火球、雷観測でお馴染みのITOさんが、カラー動画撮影に成功しています。色が少し見えます!! 詳しくはITOさんのページへどうぞ。

同時観測があり、「流星の世界」で軌道計算結果を出して頂けました。->軌道計算結果

やき座α群の南群かいて群に似ているとのことでした。

なお、雷についてはあまりに多数なため、レポートからは単なる雷光1122発は除外しています。

[2004/6/23-24]

M20040624_002619.wmv

南向き3.8mmカメラが捉えた m_jBo です。

速度がゆっくりなのが印象的です。

M20040624_032509.wmv

北西向き6mmカメラが捉えた火球です。

UFOAnalyzerでは詳細な輻射点リスト(UFORadiantA.txt)を使用したところ、 M_Cet Tau-Cetids (くじら座τ)と出ました。ただし、輻射点方向誤差が10度近いので、なんとも言えません。

M_Cetに分類された流星はこの夜3つあり、意外にもこちらの方が目立ちました。

上記流星について、埼玉県のNさんから、同時キャプチャの報告と、静止画を頂きました。画面中央左がこと座のベガとのことです。

埼玉のNさんは晴れ間を逃さず観測を続けられていて、私のレポートから大変多くの同時観測を見つけてくださっています。それが数多くの流星の軌道の判明に繋がっています。本当に貴重なことだと思っています。

折角なので、上記画像から流星の開始点、終了点を拾い、私のデータと合わせてトレイルマップに書いてみました。交差角が小さくかつ不慣れな素人の作業ですので、誤差の塊と思いますが、輻射点は

RA=10° DEC=-3°付近

と出ました。くじら座に近いですが、M_Cetとは10°程ずれています。散在=正体未解明でしょうか?

やはり専門の方の詳細な分析を期待させて頂きたいと思います。

と...、「流星の世界」ですばやく計算して頂けました。いつもありがとうございます。

->軌道計算結果

やはり散在とのことでした。

[2004/6/21-22]

M20040621_224826.wmv

[2004/6/19-20]

M20040619_221602.wmv

北西向き6mmカメラが捉えた火球です。

UFOAnalyzerでは m_jBo 6月のうしかい座に分類されました。6月のうしかい座は、速度が遅く、暗い流星が多いという話もありますが、この火球は他のm_jBoに比べてやや速度が速いように思います。果たしてどうでしょうか。

このクリップでは恒星が映っていませんが、他のクリップの恒星でカメラ方向は校正してあります。レポートの座標類は通常と同程度に正確です。

[2004/06/18-19]

M20040618_202332.wmv

天頂(やや南)向き3.8mmカメラが捉えた流星です。

当初UFOAnalyzerでm_jBoと判定されたものです。しかしながら、その後の調査によって、この判定はUFOAnalyzer V0.18以前に共通したバグによるものだったことが分かりました。

このバグは視野に天頂が含まれる時などで、視野中心の地上方位と流星の地上方位が±90度以上になる場合に座標計算が狂うというものです。V0.19で修正しました。過去の結果の中にも視野に天頂が含まれ、流星が天頂に対して視野中心の反対側に来た場合、間違った座標になっていると思われます。このような場合には再計算が必要です。大変申し訳ありませんでした。

M20040618_220917.wmv

同じく3.8mmカメラが捉えた昨夜最大の流星です。

[2004/06/15-16]

M20040616_024239.wmv

北側 WAT-100N+CBC6mmF0.8で捉えたマイナス等級の流星です。-2〜-3等かと思います。

継続時間が短いですが、魚眼と同時キャプチャになりましたので掲載します。

M20040616_024239F.wmv

同じ流星をWAT-100N+CBC6mmF0.8+FC-E08で捉えた映像です。空色の点が変化検出点ですが、光の揺らぎで孤立したノイズのような検出点が幾つかできています。

FC-E08フィッシュアイコンバータの倍率は0.21倍で、さすがに流星の大きさは小さくなります。

昨日のクリップと比較するとゴーストが消えています。これはゴーストの原因となる地上光を突き止めてそちら方面に遮光版(10cm程の水平の板)を付けたのが効いたようです。

上記クリップのマップ画像です。青丸が検出恒星位置です。

中央が白鳥座のデネブ(1.3)とサドル(2.2)、その右がベ(0.0)ガ、下にわし座のアルタイル(0.3)などがマスクされています。マスクレベル105で天頂付近では2等級程度までマスクできるものがあるようです。マスクレベルを下げると北斗七星全部が分かることがあります。

この夜はこの流星の他に23:14:08に天頂やや東で北東から南に流れる流星もこの魚眼でキャプチャされています。明るさは-1等位のものでした。

WAT-100Nによる魚眼実験はこれで一応終わりにしたいと思います。全体としてはかなり好感触で、例えばWAT-100N+CBC8mmF0.8+ステップアップリング40.5/46+FC-E09(E08より接続が簡単そうです)などの機材を揃えれば簡単に全天火球監視システムができそうな気がします。

[2004/06/14-15]

M20040615_035952.wmv

北西向き6mmレンズで捉えた薄明かりの中の火球です。レポードでは-2.1等になっていますが、周囲が明るいので、-4等以上の大物だったように思います。

昼間流星群というわけではなく、散在流星と思われます。

M20040614_234600F.wmv

WAT-100N+CBC6mmF0.8+ニコンデジカメ用フィッシュアイコンバータFC-E08によるキャプチャ実験です。

1/2インチCCDに6mmレンズだとこのように視野が余ってしまいます。1/3インチCCDなら丁度良いようです。

この流星は21時頃の木星より明るいので、-3等程度ではないかと思います。この夜はこの他に

  • 23:55:34 ほぼ天頂
  • 01:02:05 北東

の2つのより暗い流星を捉えました。さすがに魚眼、大物は逃がしませんね。感触としてはマイナス等級なら検出できそうです。

この夜、魚眼と北西向き6mmカメラとの同時キャプチャは無く、残念ながら映像比較ができません。

どうやら、UFOCaptureはFC-E08を使ってもうまく動作しそうです。空が暗いなら、きっと良い観測ができるでしょう。もっともUFOAnalyzerはこんな視野には対応できていません(^^;)。

3.8mmだと全天をカパーするには5台必要です。6mmだと10台です....いかが思われますでしょうか。

[2004/06/13-14]

M20040613_233929.wmv

小さい流星ですが、同時観測があり、軌道を求めて頂けたので、掲載します。

こと群αとのことでした。

->軌道計算結果

M20040614_024804.wmv

北西向き6mmカメラが明方近くに捉えた流星です。左はC.bmp画像です。

昼間流星のキャプチャ実験用にM_dAr(おひつじ座 昼間流星群)のデータをUFOAnalyzerの輻射点データに加えていたのですが、始めてM_dArに分類される流星がキャプチャできました。しかし、レポートによると輻射点方向の誤差が9.8度と大きいので、やや疑問です。いかがでしょうか。

この流星、同時観測された方がおられて、「流星の世界」で軌道計算結果が出ました。残念ながら、散在とのことでした。

->軌道計算結果

M20040614_010327.wmv

南向き3.8mmカメラが捉えたこの日最も目立った流星です。左は検出用bmp画像です。

南方に雷雲があったため、低空を狙っています。しかし、八丈島以南の雷は殆ど検出できないようです。もっとも、距離からして、スプライトが発生しない限り仰角が不足します。

散在流星と思われます。普段ならこの程度流星は掲載しないのですが、久々の快晴夜だったので.....

[2004/06/05-06]

M20040605_210914.wmv

北西向き6mmカメラが捉えた流星です。

UFOAnalyzerではM_Sagと分類されました。

この流星について同時観測があり、「流星の世界」で軌道計算して頂けました->軌道計算結果

やはり、いて群 とのことで嬉しかったです。

より明るい流星もありましたが、短経路でした。

東京地方は今日から梅雨入りのようです。

暫くは晴天が望めないかもしれません。

[2004/06/04-05]

M20040605_023237.wmv

北西向き6mmカメラでの映像です。

画面右中央が北極星で、左下に北斗七星が沈もうとしています。

この夜、このカメラが捉えた流星は21個、殆ど散在流星のようですが、この季節としてはほぼ満点の夜空だと思いました。

M20040605_025554.wmv

天頂向き 3.8mmカメラの映像です。

中央が白鳥座。その右にこと座、下にはいるか座、や座、いて座.......

日中の天気もそうでしたが、まるで夏に高原に旅行したような気分でした。

3.8mmカメラでこの大きさに映る準火球が撮れました。

[2004/06/03-04]

M20040603_224050.wmv

視界に色々入っていてすみません。

左上の斜め線は軒の境界です。

この流星は埼玉県のNさんが同時観測されており、「流星の世界」のページで軌道計算して頂けました。->軌道計算結果

うしかい座α群A とのことでした。

この夜はより暗い流星にはもっと長経路の流星もありました。

M20040603_BIRDS.wmv

青↓は2001Q4ニート彗星の位置です。

映っているのは付近にある5.1等の恒星かもしれません。6mmレンズで東京の空では5等の彗星は難しいようです。

この彗星を見ようと付近を双眼鏡で覗いていた所、白い渡り鳥の一群が通過しました。東京の空を南から北に抜けていきました。クリップは長いので後半をカットしました。

[2004/06/01-02]

M20040601_233533.wmv

北西向き6mmで捉えた流星です。

この流星について同時観測があり、「流星の世界」で軌道計算して頂けました->軌道計算結果

流星群カタログに載っていない輻射点のようです。

M20040602_005519.wmv

南東向き3.8mmで捉えた流星です。