東京の夜空-2004年4月

このページでは UFOCapture を使って自動キャプチャした流星/雷など夜空の情報をご覧いただけます。

統計にはUFOAnalyzer V0.xxを使用しています。使用している観測機材はこちら、観測地は東京都世田谷区です。


天候 透明度 WAT100N+6mm WAT-100N+3.8mm 詳細 メモ
方角 流星 発光 方角 流星 発光
1-2 曇-雨 × - - 桜満開、花散らしの雨、深夜横浜、東京、日光で春雷数個
2-3 快晴 NW 11 0 0 SW 8 0 0 今日からUFOAnalyzerV0.17によるレポートです。群名変更しました
3-4 × - - 23時から曇りました
4-5 × - -
5-6 NW 11 0 0 W 7 0 0 久々火球が撮れました
6-7 晴-曇 NW 7 0 0 W 1 0 0 1時ごろから曇りました
7-8 曇-雨 × - - ベタ曇り、4時頃から雨、4時半頃から千葉県南方沖で雷
8-9 × NW 0 0 0 SE 0 0 0 日中は快晴でしたが、21時頃から曇りました
9-10 NW 11 0 0 E 10 0 0 晴れましたが、透明度はいま1つでした。
10-11 薄曇 × NW 2 0 0 Z* 4 0 0 日中は24度の晴れ、夜は薄曇りでした。
11-12 薄曇 × NW 7 0 0 SW 2 1 0 透明度が悪いです。太平洋上に雷が散発しました。クビキリギス鳴始。
12-13 × NW 2 0 0 SW 0 0 0
13-14 × - -
14-15 雨-晴 ×-◎ NW 3 0 0 SW 5 0 0 雨後2時ごろから快晴になりました。
15-16 晴-曇 ○-× NW 0 0 0 SW 3 0 0 夜半から曇りました。
16-17 NW 5 0 0 SW 6 0 0
17-18 △-◎ NW 10 0 0 S(Z) 10 0 0 日中気温28度、夜半から透明度が上がりました
18-19 薄曇 NW 4 0 0 W 3 0 0 透明度が悪いです。6mmの方向を30度程西に変更しました。
19-20 × - - 低気圧通過に伴い雷予報が出たのですが、落雷は無かったようです。
20-21 快晴 NW 22 0 0 SW 17 0 0 日中気温30度の夏日でした。こと座流星が増えています。
21-22 晴-曇 ○-△ NW 5 0 0 SW 13 1? 0 日中五月晴れ、明方曇りました。北は透明度が落ちました。
22-23 薄曇 ○-△ NW 4 0 0 S 8 0 0 日中32度、夜半から次第に薄雲がでました。長経路火球発生
23-24 × NW 2 0 0 E-S 1? 多数 0 茨城で17時頃雷雲。寒冷前線通過。別途、北で火球。
24-25 快晴 NW 22 0 0 S 10 3 0 北の気団で2月の寒さ。抜群の透明度。火球、雷(スプライトもあったそうです)
25-26 薄曇 NW 3 0 0 - 透明度が悪化しました。3.8mmはHDD不調で欠測。(東北でスプライト報告あり)
26-27 曇-雨 × - - 低気圧の接近に伴い次第に天候悪化。夜間紀伊半島周辺で雷
27-28 雨-晴 ×-○ NW 3 0 0 SE 5 0 0 日中春の嵐。最大瞬間風速32m。弱雷が各所で発生。夜半過天候回復
28-29 NW 9 0 0 E 7 0 0 日中雷雨。夜は透明度は最高だが、低空などに雲が多発。未記録火球3
39-30 NW 6 0 0 E 3 ? 0 五月晴れ。上空の透明度は高いのですが、低空はいま1つ。
30-1 × NW 0 0 0 SE 0 0 0

レポート作成日には方角欄をクリックすると詳細情報がご覧いただけます。 「発光」はスプライト/エルブスなどの高高度発光現象記録数です。

* : 4/10-11の3.8mmカメラのレポートにはバグによる計算誤りが含まれていたいため、は6/19に再計算しました。

[2004/4/34-25]

昨日の寒冷前線通過で、季節が戻ったような寒い一日になり、夜間の透明度は抜群でした。日本全国大気が不安定なようで、雷雲が各地に発生し、杉並のITOさんが東北地方のスプライトの観測に成功されたとのことです。残念ながら、この夜は各種実験中で、身動きがとれず、私の所からはスプライトはキャプチャできませんでした。

以下は昨夜西から北に流れた比較的長い経路の爆発火球です。UFOAnalyzerではM_Sagと分類されました。

西向き6mmレンズで捉えた映像です。

座標類はUFOAnalyzerのレポートを参照して下さい。

開始時刻は03:56:31.0でした。

動画: M20040425_035631.wmv

同一の流星の後半部分です。

これはWAT-231S+CBC6mmF0.8による実験用カメラの静止画/動画です。

この時は都合によりS端子のY信号のみを用いたキャプチャになっています。色が付いて見えますが、擬色です。

臨時に分析した所、終了位置は以下でした。

方位177.3度(南原点西周り)

仰角 20.4度

赤経 106.5度

赤緯 74.6度

終了時刻は03:56:37.5でした。

継続時間は6.5秒±0.2秒というとこになります。

M20040425_035634.wmv

[2004/4/22-23]

夏のような一日で、日本海から寒冷前線南下中、太平洋上には活発な雨雲がありました。3.8mmカメラは雨雲を追って南に向けた所、見た目の長さとしては過去最長の火球を捉えました。また、こと座流星群と思われる明るい流星も多く、6mmカメラではマイナス等級を3つも捉えました。

南向き3.8mmカメラが捉えた長経路火球

です。こと座火球と思われます。

中央やや左上が木星-2.3等です。この火球は-3等程度と思われます。

時間が早く、長経路だったので、肉眼で見られた方も複数おられたようです。私も見たかったです。

動画: M20040422_195056.wmv

この火球、杉並区のITOさんがその発光点付近の自動キャプチャに成功していました。ITOさんの4月の流星のページに発光点付近の静止画/動画があります。私のクリップと一部重複してつながります。

ITOさんのクリップでは19:50:53秒付近から記録があります。私のクリップは19:51:03までの記録があるので、10秒以上の継続時間があったことになります。

左図は見た目から描いた飛行経路の想像図です。精密に測定したわけではないので誤差は大きいと思います。

実経路長は500kmクラスと思われます。

この流星について、同時観測があり、「流星の世界」にて軌道計算して頂けました。->軌道計算結果

北西向き6mmカメラが捉えた明るい流星です。これもこと座流星の可能性が高いと思います。

アンテナがかぶってしまい静止画はあまり綺麗ではありませんが......

動画: M20040422_223448.wmv

昨夜北西向き6mmカメラが捉えた最も明るい流星です。これもこと座方面から流れたものです。

この時間、低空は薄雲が出てぼやけました。

動画: M20040423_021037.wmv

昨夜の流星の中からUFOAnalyzerによりM_Lyrと分類された流星7つを両方のカメラから集めてトレイルマップを書いてみました。線が6本しか見えませんが、完全に重なっているものがあるようです。

昨夜の輻射点は273度、33度付近に見えます。一昨日に比べてやや移動したように思います。

[2004/4/20-21]

久々の快晴の一夜でした。北西向き6mmと南西向き3.8mmは写野が10度程重なっており、両者に映った流星もありました。この他、北向きのカラーカメラも2つ流星を捉えました。久々の大漁でしたが、目立って大きいものはありませんでした。

この流星は大阪の上田さんと同時観測でした。南西向き3.8mmカメラでの撮影です。

飛行機を避けて写野が若干上方だったことが悔やまれます。遠方との同時観測のためにはもう少し写野を下げる必要がありそうです。

こと座流星群と思われます。

M20040420_234843.wmv

データは上記表内のレポートを参照して下さい。

この夜、このようなこと座流星と思われるものが幾つかありました。中にはもう少し明るいものもありました。何れも比較的短経路でした。

UFOAnalyzerでM_Lyrと分類された流星を2つのカメラから集めてみました。

短経路の流星が多く、許容誤差を大きくとっているため集中度はいま1つです。

誤差の少ない流星からその輻射点を求めてみました。

赤経 270.0度

赤緯 32.5度

付近でよく集中しています。

北北西向きに設置したカラーカメラ WAT-231S + CBC6mmF0.8 による流星キャプチャ動画の初の掲載です。

右中央に北極星が微かに見えます。この流星は1等程度かと思います。

過去、色々実験しているのですが、残念ながら最低照度0.1lux程度のカメラででは流星の色を捉えるのは難しいようです。S端子接続なのですが、関係ないようです。

M20040421_005922_S4.wmv

[2004/4/9-10]

4月に入り、中々晴れません。晴れても北の空の透明度は低く、北極星も中々映らない状態です。

昨夜は低空の透明度があまりにも低かったのでカメラの仰角を10°程上げました。

以下昨夜キャプチャされた最大の流星(火球の出だし?)です。

動画: M20040409_210754.wmv

この流星は時間が早かったため、多くの方が目撃されたようです。北西向き6mmレンズでの撮影です。

画面からはみ出して行ったのが残念です。光度の増加の様子からさぞや大きい火球だったのではと思います。

レポートにある通り、この流星の観測情報は以下です。

開始点
終了点
方位
仰角
方位
仰角
140.5310 41.5500 126.2153 35.4879

方位は南原点西周りです。仰角から見て東京から100km程北北西、群馬上空から長野県にかけて流れたのではと思います

同時観測があるようなので、分析結果が楽しみです。

「流星の世界」で軌道計算して頂けました。-->軌道計算結果

仮称 αUMi群 とのことです。

[2004/4/5-6]

昨日の雨を降らせた低気圧は遠く東に去り、良く晴れた一夜でした。
本日より分析時の参考輻射点に以下を追加しています。

北向き6mmカメラでは久々大きな流星がキャプチャできました。以下火球とm_XX2に分類された明るい流星を掲載します。

西向き3.8mmカメラは明方月が視野に入り流星数は伸びませんでした。

M20040405_204307.wmv

UFOAnalyzerの分析によるとこの流星の経路の延長線上に2002年4月6日イノシュバンシュタイン隕石の輻射点があります。

ほぼ同じ方向からと見られる流星がこの夜3つありました。もし、同時観測によって正確な輻射点が求まれば隕石をもたらす可能性のある新たな流星群の輻射点が見つかることになるのかもしれません。

速度も遅く、独特の雰囲気があります。

どなかた同時観測されていませんでしょうか。

インターネットは偉大です。宮城のINOUEさんから同時観測の報告を頂きました。左がマップ画像以下が動画です。

M20040405_204307_I1.wmv

残念ながら当日は空の透明度が低く恒星が殆ど映っていません。しかし、背景の様子から3月に同時観測した時とカメラ方向がほぼ同一のようなので、それをもとに静止画から開始終了点を求めてみました。

左図は両者の経路を描いた星図です。縦が私の経路で斜めがINOUEさんの静止画から求めたものです。

これによると交点は

赤経 194°赤緯 29°

付近となりました。

隕石の輻射点

赤経 193° 赤緯 19°

とは遠くはありませんが、極めて近いいうわけでもありません。

いかが思われますでしょうか。

素人分析なのでボカが心配です。どなたか詳細に分析して下さると嬉しいです。

「流星の世界」で軌道計算して頂けました。ありがとうございます。-> 軌道計算結果

どうやら隕石火球群のようです。素晴らしいですね来年が楽しみです。

M20040406_030623.wmv

これは隕石とは無関係ですが、

久々火球がキャプチャできました。

クレーンが邪魔ですが......

継続時間が短いです。過去この手の火球は目撃した人は殆ど現れないようです。

4/2-3と4/5-6にキャプチャされた流星の中でそm_XX2とm_XX3に分類された流星を集めてトレイルマップを書いてみました。以下です。
赤経192度、赤緯17度付近に多くの交点があります。単一地点からの観測なので、なんとも言えません。
その付近を通る流星のみを集めているので、集まって見えて当然です。
でも、6個の経路のうち5個はかなりよく集まっています。可能性があるような気がしてきました。いかがでしょうか。


[2004/4/2-3]

南西向き3.8mmカメラがキャプチャした流星について同時観測があり起動計算していただけました。

動画: M20040402_203940.wmv

起動計算結果

しし座α南群らしいとのことでした。