UFOCapture 一瞬の光ギャラリー

UFO CaptureでMinを0に設定して夜空を監視するとたった1フレームにしか映らない発光物体が多数キャプチャできます。

恒星の瞬きによるものは前後のフレームでそこに星があるのが判るのですが、以下は、前後のフレームには全く存在しない1フレームだけの光です。


No.1

これは飛行機の点滅灯の典型的なものかと思います。

普通は、移動しながら何度も点滅しますが、たった1回だけしか明るく光らないならないケースもあるようです。

NO2

これも右の2つの光点は飛行機のようですが、随分離れた所にもう1つ明るく光っています。

なぜこんな風に映るのかちょっと思いつきません。不思議です。

NO3

これも不思議です。

雲の手前のようなので流星ではないと思うのですが、点光源だとすると物凄く高速で移動していないとこうは映りません。かといって、横長の光源というのも思い当たりません。

もっとも、電気的なノイズの可能性は否定できません。

NO4

これは、色々な可能性があります。飛行機かもしれないし、物凄く短い流星かもしれません。

NO5

これは典型的な飛行機だと思います。

NO6

これも不思議。

下の2つの点飛行機だと思うのですが、その上の雲の中にもう1つ明るく光る点があります。

勿論前後のフレームにはこられの光は一切映っていません。

NO7

これはもしかすると物凄く短い流星かもしれません。

でも、ビデオカメラの走査速度は1/60/512秒として横1ラインが30μs程と極短時間なので、このように真横に長いものは、点光源が移動したとは考えにくいです。

とすると、あんな形の流星が一瞬見えたというのが納得できる考え方かと思いますが.........よく分かりません。

NO8

これは小さい流星のような気がします。

インタレースカメラなので高速の移動物体はこのように1ライン置きに映ります。

もちろん飛行機にしては速すぎまずが、ごく近くを飛んだ昆虫という可能性は否定できません。

....とお楽しみ頂いた所で、恐縮ですが、No.1〜6は電気的ノイズではないかとの疑いがあるので、実験してみました。

「レンズキャップをしてUFOCaptureする」です。

半日位試験するつもりで臨んだのですが、ものの数分で結論が出てしまいました。 以下が証拠写真です。No.1〜6とよく似てますよね

結果、「ウチのシステムは1フレームだけの電気的ノイズが時々映ることがある」というトリビアが生まれてしまいました(^^;;)。

それでもNo.8だけは流星だと私は信じていますが....、ま、何事も経験ということでお許し下さい。

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蛇足ですが、上の写真、検出サイズが□00006になってますよね。見た目では2画素にしか見えないのに、本当に6画素もあるの?

と思う方(私だけ?)のために、問題の部分を16倍に拡大してみました。以下です。ちゃんと6画素ありました。

でも、この写真、結構考えされられるものがあります。どんなものがビデオにどう映るかって、私は殆ど知らないんだなぁ......って思いました。恒星の瞬きももっと良く見てみる必要がありそうです。

後日談(2003/10/30)

このノイズの原因については、電気的ノイズ、すなわち電磁波によるものという説と宇宙線などの放射線によるものとの2説があります。ノイズの影響を最も受けやすいのは勿論CCDです。そこで、まず、カメラを接地したアルミ箔ですっぽり包み、電磁波を遮断してみました。もちろん、ケーブルを通って電磁波がCCDに伝わることも考えられるので、完全とは言えませんが、試してみる価値はあります。結果は、全く変化はありませんでした。つまり、このノイズの原因は殆どが放射線である可能性が高いと思います。

さて、2003年10月末は、例外的に太陽活動が活発になりました。肉眼黒点が同時に2つも発生し、何十年に1度という巨大フレアが発生し、北海道でもオーロラが見られ、磁気嵐の警報もでました。そんな日にはもしかしたらノイズに何か異変があるかもと思い、レンズキャップをして、監視してみることにしました。V1.70でMin=0,Size=2,Head=11,Tail=4,Ratio=110で監視しました。結果は、320分の監視で890個のノイズを検出しました。平均 23秒に一回です。感じとしては普段とあまり大きな差はないような気がしますが、参考までに10分毎の観測個数をグラフにしたものを載せておきます。今後、比較材料が得られれば、何か読めるかもしれません。

【追記2 2003/12/25】

これは一体なんでしょう。分かる方、是非ご連絡下さい。1/60秒以下の直線的な光です。

【追記3 2004/8/19】

ノイズコレクターのために、ノイズサイズと出現回数を調べてみました。WAT-100N, 4時間で計291個です。

全体で、昨年の1/3程度の頻度なので、時期が異なれば絶対値は違うと思います。

今の時期、オーダーとしては、DSize=1なら1分間に1個、DSize=15なら1時間に1個という所かと思います。