UFOCaptureでの夜空の監視では摩訶不思議なものが沢山映ります。これまでに、地上光で光る昆虫や鳥、雷、花火、飛行機、電気的ノイズ、イリジウムフレアなど色々なものが映りました。でも、まだ正体不明の光が沢山ありそうです。ここでは、短時間の突発的な光について少し調べてみることにします。この光、バースト光と呼ぶことにします。
まず、バースト光のサンプルを見て頂きましょう。
9月17日のもの (20030917ST.wmv 192KB)
9月18日のもの (20030918ST.wmv 318KB)
V1.55になってUFOCaptureの夜空の監視感度が向上して以来、連日、複数検出され、時刻も方向も違います。
人工衛星関係のサイトへお伺いを立てた所、減衰曲線を描いてみては? とのアドバイスを頂き、調べてみてみることにしました。
以下はバーストの直前から終了までの各フレームの静止画です。1フレームは1/30秒で左が現画像、右が問題部分の16倍拡大画像です。
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発光直前です。
バックグラウントの明度は31〜44です。 |
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発光 1フレーム目
最高明度 65 |
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発光2フレーム目
最高明度 186 |
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発光3フレーム目
最高明度 255 最も明るくなった時点のものです。値は飽和しています。 |
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発光4フレーム目
最高明度 235 減光に入りました。1ラインごとに明るさが変化しているのはカメラがインタレース走査をしているためです。奇数ラインと偶数ラインの差は1/60秒です。1/60後には最大明度67まで低下しています |
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発光5フレーム目
最高明度 53 |
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発光6フレーム目
最高明度 47 |
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発光7フレーム目
バックグラウンド 31〜44 完全に発光が終わりました。 |
とりあえず、この最大明度をグラフにしてみました(4フレーム目の1/60秒の点は入れるべきでなかったかもしれません)。

残りの発光も重ねてみたいですよね。
ということで、細かいことは抜きにして、とにかく重ねてみました。以下です。

これは20030917ST.wmvと20030918ST.wmvの元となったAVIファイルから最も明るくなる1画素について光度を調べたものです。
255は8ビット明度の上限なので、3つとも飽和しています(9.99msの所で3つとも重なっています)。飽和している曲線は書きにくいので(^^;)、取り敢えずはプロットだけでお許し下さい。この際、目をつぶって、心眼でスムージングして下さい。それでもおよそのピークをフレーム単位で合わせたつもりです。誤差は入れていませんが、まだそんなレベルではないので、それもご容赦の程を。CCDの残光もあるでしょうし.....、第一当夜はAGC-ONなんで......
それでも9/17-195019と9/18-195351は相当似ていて、およそ3フレーム約10msの幅を持つことが分かります。
それに対して 9/18-202317は幅が7ms程しかなく、他の2つが立ち上がは緩やかで、急に暗くなるのに大して、これは対称なカーブに見えます。しかしながら、1/30秒のフレームなので、ま、誤差の内といえば誤差の内にはいるかもしれません。
キッチリ調べるにはまず飽和しないように記録したい所です。
細かくみればこのバースト光も色々ありそうです。もう少しキャプチャを続けて、データが貯める必要があります。どなたかチャレンジしませんか?
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試しに....と思い、人工衛星の軌道を確認してみました。
すると興味深いことが判りました。 3つのバースト光の時刻のうち2つについては同一の人工衛星というかスペースデブリ?がちょうど東京上空を通過していたのです。以下がその予報値です。
9/17-195019 --> Cosmos 1943 Rocket 3.7 19:47:55 10° NNW 19:53:32 63° WSW 19:55:31 39° S
9/18-193551 --> Cosmos 1943 Rocket 3.6 19:29:28 10° NNW 19:35:09 72° WSW 19:38:17 27° S
このRocket部分に何かキラっと光るものがついているのでは?
そんな可能性あるでしょうか??? どなたか、教えてください。